新人・若手の定着と成長を考える人事のためのブログ

ReCoBook(レコブック)公式Blog

「何でこんなヤツ採用したの?」と言われない採用活動の組み立て方

update:
2015 05/25
カテゴリ:
採用

悔しいことに、現場の役員やマネジャーから「何でこんなヤツ採用したんだ!」と苦情を言われたことのある採用担当の方は少なくないでしょう。

採用時は優秀と思っていたのに、現場に配属されると、現場からはこんな評価になってしまう新入社員がいるようです。

面接時の印象と違って、おとなしい
受け身で自分から動く主体性を感じられない
言われたことだけやるだけで、向上心が感じられない・・etc.

なぜ、このような状況が生まれるのでしょうか?

理由は大きく分けると2つで、採用のミスマッチか配属・育成のミスマッチのいずれかです。

配属のミスマッチについては、本ブログの「不満を生まない新入社員配属の、たった1つの決め方」で取り上げていますので、参考にしていただくとして、今回は採用のミスマッチについて考えてみたいと思います。

 

16採用選考が本格化してくる昨今ですが、改めてミスマッチを起こさない採用選考活動のポイントを整理したいと思います。全部一度に実現できればベストですが、まずは取り組みやすいものから、どれか1つでも今年の採用で実施してみてはいかがでしょうか。

 

 
■求める人物像の明確化(まずは、求める人物について会話して

あなたならどうする?!「トンデモ」新人への対応法

update:
2015 05/18
カテゴリ:
新人の特徴
新人フォロー

春になると、周囲がびっくりするような言動をとる「トンデモ新人」の話題がにわかにメディアを賑わせます。新人と上の世代との生育環境の違いを考えれば、「アタリマエ」の感覚が異なることに不思議はありません。その中でも特に、ビジネスの世界の前提から大きく外れた極端な例、すなわち「トンデモ」行動が増えてきているのは確かなようです。

 

今回は、そんな「トンデモ」行動に遭遇したとき、受け入れ側はどのように対応したらよいかを考えてみたいと思います。

 

 
■トンデモ行動4タイプ
 

1.知識・経験不足からくるトンデモ行動

 

敬語が使えない、語彙が少ない、漢字を知らないなど、言葉の問題は知識不足の典型例です。

 

また、コミュニケーションツールの使い方を知らずに、周囲を驚かせることが多いようです。大学生の就職支援を行っている知人は、手紙を出したり、友人宅で電話を取り次いでもらったこともない学生がいると嘆いていました。その結果、エントリシートを郵送するのに、封筒に封をせず、切手も貼らずにポストに投函する。OB訪問をしようと企業に電話をかけて、話したい相手が直接出ないと電話を切ってしまう…。

&n

新人インタビュー!配属後15日たったリアルな気持ち

update:
2015 05/11
カテゴリ:
新人の特徴
新人フォロー

今年4月に新入社員を迎えた企業においては、既に現場配属を終えたところも多いでしょう。新入社員の受け入れを担当されていた人事の皆さんはホッと一息という状況でしょうか?

私が所属する部門にも4月の中旬に新入社員が配属されました。新入社員とは現場に新しい風を送り込む予感を感じさせ、元からいる私達を新鮮な気持ちにさせてくれるものです。

 

さて、人事の皆さんは、新入社員が入社後の一連のイベント(入社式、導入研修、辞令授与、現場配属など)を過ごす中で、どのような気持ちで過ごしているのかを考えたことはありますか?これら一つひとつのイベントに対して、いろいろな感情を持ちながら臨んでいます。背景にある気持ち・感情を覗いてみると、新人と関わるうえでのいろいろなヒントが隠れているように思います。

 

実際に、現場配属直後(たった15日!)の2人の新入社員に話を聞いてみましたので、ご紹介します。わずかな期間でこんなにもいろいろなことを感じ取るのかと、正直驚いています。

 

 
■入社式と配属発表
◇新人Aさん

・社長から配属先の辞令をもらった。一人ひとりに手渡しをしてもらったのはとても嬉しかった。

・配属に関しては、希望していた仕事