新人・若手の定着と成長を考える人事のためのブログ

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人事に支援してほしいこと ~新人は今、このようなことで困っています!~

update:
2015 04/27
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入社後は、新人にとっては初めてのことばかり。期待が膨らむ一方、不安なこともたくさん生じる状態です。スムーズにスタートを切るためにも、新人が入社初期に抱きやすい不安とその対処を知っておくことは有効だと思います。

今回は、具体的に試せる工夫事例をいくつか紹介したいと思います。

 
■新人のよくあるお困りごとと、支援事例
 

●オフィスや職場での生活ルールがわからない

オフィスでの過ごし方や基本的なルールは導入研修などでひと通り教わることかと思います。しかし、実際にオフィスで生活していると、些細なことがわからなくなったりします。

例えば「服装が自由と言うけどどのような服装まで許されるのか」「お昼休憩はどう過ごすと良いのか」「有休を取りたいけどどうやって言い出せばよいのか」など。周りの様子を見ていれば、だんだんわかってくることだと思うのですが、こういうことが意外と聞きにくくストレスがたまるようです。

 

→そのようなときの支援事例

年次の近い2年目の先輩や、席が隣の先輩など「些細なことを何でも聞いて良い担当」を職場に設けて、新しい人が入社してきた時に、些細だけれども聞きにくいことを聞きやすい状況をつくったそうです。新人だけでなく中途入社者に

意味のない「新人日報」は、もう終わりにしましょう

update:
2015 04/20
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新人が入社すると、最初の義務として社会人の基本である報連相の習慣化を狙って、新人日報を課す企業は多いと思います。

しかし、残念ながら形骸化してしまうケースもあるようです。一定期間を過ぎると、書くことすら辞めてしまう・・・このような声も耳にしました。

今回は、日報を効果的なものとして機能させるためのポイントをお伝えします。

 

 
■実はこんなにある!新人日報の効果
新人という時期に日報を課すことの効果について、何社かにお話を伺ったので代表的なものをご紹介します。

 

<学習事項の定着化/内省による気づきの促進>

日報は、一定の時間をとって自分の行動や考えを文字に落としてみるという、一番シンプルな内省手段だと思います。書いてみることで、新たな発見・気づきを促進したり、振り返りの習慣を身につけさせたりという効果を日報に期待しているという企業が多いです。

 

<ビジネスマナーの習得>

ビジネスパーソンとして文書を書いて他者に伝える練習の機会を日報とおいている企業もあります。読む人を意識してわかりやすく伝えられるか、適切な表現を用いているか、誤字脱字はないかなど、社会人にとって基本となる「仕事の報告」の仕方

人事に支援してほしいこと ~新人を受け入れる上司の本音~

update:
2015 04/13
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配属

 

新人の配属にあたって、人事は現場の上司にどのような支援をしていますか?例えば、新人に関する情報提供をしていますか?と聞くと、「先入観になるので、出身大学と名前以外は伝えていません」「配属後は、上司に任せています」と回答をされる企業が何社かありました。

 

確かに、無用な先入観を持たせるのは、新人にとってよくないでしょう。また、現場の教育には現場の流儀があり、人事が立ち入ることは難しいのかもしれません。しかし一方で、実は上司も不安を感じているのです。

 

今回は、新人を現場に配属するにあたって、人事ができる現場上司の支援についてお伝えします。

 

 
■現場のリアル ~新人受け入れに向けて、感じること・準備すること~
大変身近な例ですが、私の実体験を書いてみたいと思います。

 

私の部署(開発部門)には昨年4月に1名新人が配属されました。私にとっては上司として新人を受け入れるのは初めての経験でした。新人が配属されるとわかったのは、3月中旬。入社後約2週間の全社研修の後に、4月中旬に現場に配属されるまでの約1ヶ月間で、いろいろな準備が求められました。

 

<準備1:まずは座席>