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新入定着の成否は「内定者期」にあった!②

update:
2016 03/14
カテゴリ:
新人フォロー

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前回のブログでは、新入社員の入社後の立ち上がり・定着を左右するのは
「入社前の心の準備状態がキー」となることをお伝えしました。
今回は、内定期のフォローの具体的なポイントについて解説していきます。
 


 

■人事担当からみた内定者チェック

内定者のフォローをする前に、まずはその内定者が今どのような状況なのかを掴む必要があります。
前回ご紹介した内定者向けセルフチェックの項目にあるような観点で確認することをおススメします

キャプチャ
 

■心の準備状態別のフォローポイント

過去に行った内定者アンケートの集計結果から、内定者の状態にはこの3つのタイプがよくことが分かってきました。
 
<主体的な進路決定>が不十分なタイプ
世間体や人の意見に流された結果、「本当にこの業界・会社でいいのだろうか」と未だに揺れており、
その会社に決めたことに自信や確信をもてていない

(フォローのポイント)
昨今の学生に典型的なタイプです。自社の情報提供するなかで不安を一つ一つとりのぞきながら、自分にとっての意味づけをさせることがポイントになります。在職社員をはじめとした実際に働いている人から得られる情報やアドバイスは有効でしょう。
 
<社会人としての自覚>が不十分なタイプ
働く覚悟はそれなりにあるが、「その会社」でやっていける自信や見通しが弱い

(フォローのポイント)
実際の仕事や職場・人を知ることで「やっていける」感じをもたせることがポイントになるでしょう。
「働く覚悟」に物足りなさを感じているとすれば、在職社員の社会人としての責任感、やりがいなどに触れることで自覚を促すことがポイントになりそうです。
 
<自己理解の促進>が不十分なタイプ
自分の能力や志向について理解が足りていない。
「この職種や職務じゃないと嫌だ」など能力や志向を過信しすぎている

(フォローのポイント)
自分の存在意義を揺さぶられるような自分と向き合うこと(内省)が大切です。自律的なキャリア形成(自分のキャリアに主体的にかかわる)についての研修の機会が有効になりそうです。
 
 

■すぐ実践できて効果的!内定者による「先輩社員インタビュー」

以上のように、いずれのタイプにも在職社員との交流が効果的ですが、漫然と交流して会話させるのではなく「どのような情報交流をさせるか」を設計して場を運営することが大事です。
その方法としておすすめしたいのは、「内定者が先輩社員にインタビューする形式」です
 

STEP1:内定者フォローの場に、複数職種の先輩社員を呼び、内定者にインタビューさせる
「これまでで一番大変だったけれどやりがいを感じた仕事」について、
内定者から先輩社員にインタビュー形式で掘り下げていきます。
 
STEP2:インタビューをして感じたことを共有させる
人事から内定者に以下のような投げかけをして、インタビューから感じたことを言語化できるよう引き出しましょう。

・各職種の醍醐味は何だと感じましたか?
・一番イメージが変わった職種は何ですか?
・なぜ先輩社員は頑張れるのだと思いますか?

STEP1は当然重要ですが、STEP2が実はKeyになります。
ただ話を聞くだけでなく、自分なりに整理したり内省したり、言語化・共有することにより
「関心が無かった仕事・職場でもやりがいがありそう」「憧れていた仕事でも大変なことがあるんだ」ということを
感じやすくなり、心の準備状態を良い方向に導く効果が期待できます。
 

<ReCoBook活用のススメ>
主に入社後の新人のフォローとして使っていただくことの多いReCoBookですが、内定者に対しても「掲示板機能」を利用することができるのをご存じですか?人事(事務局)が投稿した連絡・伝達事項、投げかけたテーマについて内定者が閲覧・コメントすることが出来ます。先輩社員インタビューのSTEP2のパートをReCoBook上で行うこともできますので、ぜひご検討ください!