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新人が“小さな成功体験を積み重ねる”ということ

update:
2015 12/7
カテゴリ:
新人の特徴

カラフルブロック
「3歩進んで2歩下がる?! リクルート新人Sのどたばたダイアリーvol.2」
 
おひさしぶりです。リクルートキャリア新人のSです。
年末に向けて忙しい時期ですが、みなさんお元気にお過ごしでしょうか。
師走の12月にお届けするテーマはこちら。

「新人同期に聞いてみた!『今の仕事にどんな面白みを感じる?』」

仕事内容にも生活リズムにも慣れ、プロジェクトに深く関わる中、様々な職種で頑張る新人がどんなことを面白いと思って日々の仕事に取り組んでいるか、聞いてみました。


 
■ケース1:介在価値にやりがいを感じるまで
同期Mは営業職です。配属後に組織改編でグループを異動、最近まで新しい業務内容を覚えることに必死でした。
「正直、最初の配置換えは、『もっとやれると思ったのに』と残念だったけれど、新しい上司の元で働く経験ができて、自分の仕事や人に対する観察眼を鍛えられたと思う。今面白いなと思ってるのは、自分一人で顧客の元に行かせてもらえるようになったこと。事前準備の工夫や、自分のアイディアでお客様が喜んでくれると、自分なりの介在価値を作ることができているんだと思って、やりがいを感じるね。」
 
■ケース2:向上心が湧いたきっかけ
人事として働く友人Wは、大学を4年遅れで卒業。年の若い同期に馴染めるかという不安を乗り越え、最近は生き生きと働き始めました。
「小さな会社のため、最初は人間関係をどう作っていくかがとにかく不安だった。
いざ入社してみると社員が少ないので新人扱いはなく、いきなり社員として大きな仕事を任されるように。これが逆に幸いで、自分の専門分野ができると職場の中でも自然に頼ってもらえるようになり、『○○といえばWさん』という認識ができてから、働きやすくなった。この専門性を武器にしていきたいと思えるようになって向上心が湧いたよ。」
 
■ケース3:自信が仕事の面白さにつながる
同期Tは専門職のスタッフとして入社。スタッフ職はやりがいが見出しにくいと言いますが…
「最初は全然自分の適性に合ってないと思い、いかに早く違う部署に行くかしか考えてなかった。だけど、周りの先輩を見ると、ほんとうに仕事がよくできる人ばかりで、自分がいかにできないかを思い知らされた。ここで精一杯やれないなら、どこに行っても同じ、と心を決めて取り組んでみると、普段の定常業務の中に改善できるところを発見!ちょっと勇気を出し提案した改善案が受け入れられ、自信がついた。それ以来のびのび働けるようになり、自分の意見を臆せず言えるようになり仕事が面白くなってきたよ。」
 
3人に共通するのは「自立」
たとえ小さなことでも自分ひとりでできた成功体験や、自分のキャリアを自分の手で作っているという当事者感、それから周囲の人に認められ頼ってもらえることにより醸成される自己効力感と存在意義が、日々の仕事の満足感につながっているようです。
 
この時期の新人は小さな成功体験を積み重ね、自分のモチベーションの源泉がどこにあるのかを探しながら、日々の業務に向き合っています。もし浮かない顔をした新人がいたら、こんなことが原因で、先輩からのこんな一押しで元気に進み出せるかもしれません。
 
【浮かない顔の新人を見かけたら】
図2
 
ほんとうは面と向かって「こうして言ってほしい」「こんな仕事を与えてほしい」と言えるのがベストでしょうが、まだまだ様子を伺っていて率直なコミュニケーションを躊躇してしまう新人も多いはず。
職場全体で今の時期の不安と向き合ってもらえると、あの部署の新人も安心してきっと元気に働けるはずです。