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入社2年目のリアルな悩みとは?

update:
2015 12/4
カテゴリ:
その他

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今年度も残り4か月。
4月に入社する新人への期待と不安が入り乱れていることと思いますが、
実は入社2年目の社員も悩んでいることをご存じでしょうか?

『順調に育った新人が、2年目に急に辞める…人事が知るべき“2年目の孤独”』
過去のブログの記事の中でアクセス数No.1の記事で、「ハッ」とした人事担当も多かったようです。

今回は、同テーマで2年目社員にリアルな話を聞いてみました。


 

【2年目になった感じたこと】先輩・上司に相談しづらく感じてしまう

【Aさん】「新人時代は育成担当がついて、いろいろフォローをしてもらえていましたが
2年目になると専属の育成担当はつかなくなりました。新人が同じ部署に入ってきたので、
周りの先輩や上司も新人の方を気にかけざるを得ません。
自分の新人の時にもそうしてもらっていたので、そうなるのが当然だと思っています。
新人が上司との同行やミーティングをたくさん行っているのを見ると、
自分はもう自立しなくては…と感じることがありました。

「新人のフォローで忙しいのに、上司の時間を奪ってもいいのだろうか」
「2年目がこんなことで相談していいのだろうか」

新人時代は普通に質問できていたことでも、自分でまずはどうにかしよう、と
考えてしまうことがありモヤモヤしていた時期もありました。
今思えば、自分が勝手に気にし過ぎていた部分もあると思います。

ある時に、上司からこう言われました。
「まだ2年目なんだからドンドン同行入れろよ。Aのことだから遠慮してんだろ」
自分が営業同行を全然依頼していない事実をちゃんと把握した上で
元々の気にし過ぎる性格であることも分かって声掛けてくれたので、安心感がありました。

<人事・上司・先輩へのブログ記者からのアドバイス!>

新人時代のフォローが手厚い職場ほど、2年目になってのギャップを
大きく感じてしまうかもしれません。
また、頑張り屋さんでしっかりしている子ほど抱え込んでしまう可能性があるので
注意深く見ることをおススメします。
上司や先輩達は、忙しさを感じさせないよう、いつでも相談しやすい雰囲気づくりを心掛けたいですね。

 

【2年目になった感じたこと】業務難易度・負荷が高くなる

【Bさん】1年目は研修も多く、配属されても
「新人だからできなくてもしょうがない」といった空気がありましたが、
2年目になると一社員として一定の業務をこなすことが求められている気がしています。
特に2年目の後半にもなると、もうすぐ3年目ということで一気に負荷があがりましたね。

後輩(新人)も自部署に配属されたので、自分の仕事に加えて、
新人の育成も入ってくれると、やっぱり忙しくなりますよね。
新人がいる手前、自分の仕事もちゃんとやらなきゃ!というプレッシャーも感じ、
でも自分もまだそんなにうまく出来ない…と焦ってしまうことがあります。

上司や先輩からは、もう一人前なのではなく、
「一人前になるための『立ち上がり期』と置いている」と言われました。
業務負荷も難易度も高くするけど、今は自走は目指さないので、徐々にやっていこう、と。
そういう風に言ってもらえて、気が楽になった部分もあります。

新人のフォローについても、全部を面倒見なきゃ!とプレッシャーに感じていた部分もあるのですが、
実際に自部署には自分より上の先輩もいます。上司からは「商品知識」と「営業としての基本行動」について
特にケアして欲しいと、言われました。漠然と後輩のフォローと言われると困るけど、
「特にこの点について」と絞ってもらえて、戸惑いや気負いが減りました。

 

【2年目になった感じたこと】同期内でパフォーマンスの差が出始める

【Cさん】ある程度の業務が任せられるようになる2年目は、
入社同期でも結果の差が表れ始める時期だと思います。
営業職など、結果が数字として出る職種は特にわかりやすく表れます。
自分の結果が出ている場合はいいのですが、一向に結果が出ないときは

「自分は仕事ができないんだ」
「あいつはあんなに結果を出しているのに」

と同期と自分を比較して、落ち込んでしまうこともあります。
同期はもちろん仲間なのですが、同時にライバルでもありますし。

こういった感情は正直、上司や先輩にも相談しづらいです。
結果が出ない時は、自分がどれくらいできているのか?成長出来ているのか?が分からないので、
上司や先輩から、何が出来ていて、出来ていないのか(現在地はどこなのか)
客観的なフィードバックをもらえると嬉しいですね。

<人事・上司・先輩へのブログ記者からのアドバイス!>

この時期のパフォーマンスの差は能力の差でも努力の差でもなく、
「呑み込みの早さ」なこともあります。
日本には昔から「大器晩成」という言葉もあります。
すぐに成果が出なくとも、きちんと努力をしている場合には、
そのプロセスもしっかりと評価してあげましょう。


皆さんは、「子育て四訓」というのをご存じですか?

一、乳児はしっかり肌を離すな
一、幼児は肌を離せ手を離すな
一、少年は手を離せ目を離すな
一、青年は目を離せ心を離すな

新人の頃は、手を繋いでいる状態ですが、2年目になるとだんだんと手は離れるようになります。
ですが、「手は離して目は離さず」というのが大事になります。
上司や先輩が「ちゃんと見ているよ」ということが伝わるコミュニケーションを取りながら
安心感を持って日々の仕事に取り組めるような関わりをしていきたいですね。