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新任課長の新人受け入れ奮闘記 Vol5. ‐新人は半年でどう変化するのか -

update:
2015 11/25
カテゴリ:
新人の特徴

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秋もめっきり深くなり、日の沈む時間もかなり早くなりましたね。
早くも年末がすぐそこまで近づいているような気配を感じます。

新人が本配属されて半年以上経過されている職場が多いのではないでしょうか。
少し時間を遡る話になりますが、先月に私の部署の新人と半年間の振り返りをしました。

入社したばかりの姿を思い出すと、頼もしくなったと感じつつ、
一緒に振り返りの機会をもつことで何が変わったのか言語化をしてしました。
今回は私の部署の新人が半年で感じたことや学んだことから、
新人はどう変化するのかをお伝えできればと思います。


 

新人が苦労したこと

【“ふつうの社会人生活”に慣れなかった】

学生から社会人になり、規則正しく、朝に目を覚まし、遅刻しないよう出社し、
〆切やスケジュールを守りながら生活する。
この新しい生活リズムを作り、慣れる事に苦労した。

【自分のキャパを超えていく仕事量】

徐々に担当する仕事が増えたころから、一気に仕事のボリュームが大きくなり、
慣れない業務を複数並行して進めなければならなくなる。
すぐに自分の対応できる許容範囲を超えてしまう。
周りの先輩はそれを通常モードでやっており、自分がダメな人間のように錯覚。

自分なりに変わったと思えたこと

【思ったことをそのまま喋ってもいいと思えるようになった】

最初は思ったことを素直に伝えることが良いことだと思っていなかった。
ある仕事場面で自分なりの考え・意見を率直に伝えたところ、
大先輩に認めてもらえた。仕事の場面でも素直に喋ってもいとわれないと思えた。

【自分の苦手な分野から逃げない意識がついてきた】

これまでの自分だと苦手だなと思うことは避けて、得意なことに集中してきた。
仕事をするうえではそれではだめで、周りの先輩と自分の差を埋めるためにも
苦手なことを避けずにやってみることが大事だと思えるようになった。

 


 

今回は振り返りの中で出てきた一例ですが、半年の間でも様々なドラマがあり、
一つ一つの経験を通じて浮き沈みを味わいながら学びを重ねていました。

興味深いのは、マインド面の変化が大きいことです。
スキルや知識はこの先いくらでも身に着けることはできますが、
「仕事」をどのように捉え、働く上でのスタンスをどう確立していくかは
この時期に身に着けたものが土台になっていきます。

当人たちから出た学びはまさにこの土台が形成されているのを感じさせるものだったので、
上司である私にとっては、とても感慨深いものがありました。

 

「谷は自力で抜け出すしかない」

振り返りをしていてもう一つ興味深い点があります。
半年間の中でもモチベーションのアップダウンがあり、
モチベーションの谷から脱する場面では、何らか自分自身で行動していました。
言い方を変えると、待っていても谷から脱することはできず、
何らかアクションを起こすしかない
のだということです。

・他のグループや社外の人と会う機会をつくって相談した
・任された目の前の仕事に打ち込んだ
・自分なりに考えぬいて、工夫改善をした  etc.

モヤモヤした状態に陥った時に、そこに留まり続けるだけは状況変わらず、
“何かのきっかけ”を生かして自分で動いてみることこそが大事です。

周囲がこのきっかけを作ることもできます。
『新しい仕事、新しい人間関係、新たな視点…』
新人が自分から動いて何かを掴めるような支援をこれからもしていきたい
ですね。