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新人の成長段階に応じた働きかけのススメ

update:
2015 10/13
カテゴリ:
新人フォロー

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以前のブログで、新人の成長にはいくつかのステップがあることをご紹介しました。
入社半年経過した今の時点でいうと、「導入期(職場や仕事に馴染む)」が過ぎ、
「基礎構築期(任された仕事の中での成長をする)」に大半の新人が移行していく時期でしょう。

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今回は弊社がご提供しているReCoBook(レコブック)の最新利用状況データから見る
新人のリアルな状況と適切な関わり方をお伝えします。


 

■データから読み取る新人の悩み

図1は、ReCoBookのこころチェックというサーベイの回答結果の一部を集計したものです。
新人に10つの選択肢の中から「改善したいこともしくは、
改善に向けて周りに支援してほしいこと」を回答してもらうという一項目があります。
この結果から、人事や上司・先輩は、どういった関わり方が今必要なのか?を知ることができます。

図1

集計結果を見ると、4月から選択肢として一番多いのは変わらず「j.将来展望」です。
「この会社でどんなキャリアを歩んでいけるのか、自分はどうなっていくのか?」について、
より具体的にイメージしていきたいというのが、入社初期段階の新人共通の悩みだと言えそうです。

また、4~5月は「e.仕事・職場への適応」が2番目に高く選択されています。
大きく環境が変化する中で、仕事や職場になじんでいく過程の悩みを改善したいという状況が見て取れます。
ただし、6月頃から大きく下がっており、一定環境には慣れつつあると考えられます。

一方で、7・8月からは「a 仕事の忙しさ」「g 成果へのチャレンジ」
という選択肢が多く選ばれています。研修も終わり、現場に配属されて自分の仕事を担当するようになり、
忙しさや成果へのプレッシャーを感じ始めているようです。
同時に、もっと様々なチャレンジをしていきたいとう前向きな課題を持ち始めているのでしょう。

 

■ 新人の後半の半年の適切な関わり方

図1から、多くの新人は、職場メンバーと良好なコミュニケーションをとれるようになる『導入期』を経て、
任された仕事を通じて、仕事の意味を感じられる『基礎構築期』に移ってきていることが伺えます。
仕事を通じた成長に向けて、より期待をかけていく時期になってくるといえます。
ですが、高い目標を課して頑張らせることが適切な方法ではありません。
個々人の状況に応じて働きかけが必要になります。

【1】改善したいことの「背景」を捉えよう。

先ほどお伝えしたように、新人の解決したい悩みとして「将来展望」が一番多い状況です。
自分が成長していく過程として、「将来像を明確に示したりやさらなる期待をかけて欲しい」という思いから
これを課題として選択する新人もいれば、「自分の入社後の理想と現実のギャップ」を感じており、
前に進めない状態でこの選択肢を選んでいる新人もいます。

同じような悩みを上げている場合でも、成長に向けた前向きな課題としておいている場合と、
成長のネックとしておいている場合とがあるので、
新人が話をしている悩み事の背景をしっかり見極めたうえで関わる必要があります。

【2】職場メンバーとの円滑なコミュニケーションでつまづいたら人事も支援を!

多くの新人が導入期から基礎構築期に移行しますが、入社半年が経過しても
「仕事・職場への適応」で悩んでいる新人もいます

特に上司・先輩と新人のタイプが異なる場合には、
時間をかけてお互いが歩み寄らないと分かり合えないこともあります。

このような悩み・課題を抱えたまま、成長への期待をかけたとしても、あまり効果はありません。
導入期を飛ばして、基礎構築期にいきなり飛ぶことはできないのです。
すでに育成の主体が現場に移行している時期だと思いますが、
人事としても必要な際には早めに個別のフォローをしていくことも必要でしょう。

【3】定期的に状況を把握して、タイミングを逃さず関わる。

新人期においては、悩みが短いスパンで変化していきます。
時期毎の全体的な傾向は当然あるものの個人ごとにも大きな違いがあります。
新人の育成担当者は、新人の状態をタイムリーに把握し、その状態に応じた働きかけが求められます。
同じ新人に対してであっても、いつでも同じ働きかけ方では、効果がでないということを認識し、
新人の状態をよくみながら、タイミングよく最適な関わり方をすることが肝となります。

ぜひReCoBookをご活用いただき、効果的なフォローを効率的に行うことをおススメします!