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新入社員が見違える?!自信とやる気を生む、3つのポイント

update:
2015 06/29
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新人が入社してから3ヶ月が経ちました。この時期に多くなってくる悩みが、「仕事で自分の力をなかなか発揮できない」「職場で認められていない気がする」というものです。1日1日を過ごすことに精一杯だった時期を過ぎ、仕事にも職場にも何となく慣れてきたけれど、自分らしくやれている気がしない、貢献できている実感がもてない・・・そんな葛藤です。

この状態を抜け出し、新人に「自信」と「モチベーション」を植え付けるポイントをお伝えします。


 

■ 新入社員が壁を超えるための「成功体験」

自信とモチベーションを生む最大の方法は、「成功体験を積む」ことです。成功を経験するということは、自分がどこまでできるかがつかめるということです。その結果、自信を持って次のチャレンジができるのです。

効果的に成功体験を積ませるためには、3つのポイントがあります。

 

ポイント1 本人にとっての「成功」を知る

ポイント2 成功体験=本人の努力+成果

ポイント3 本番で成功させる

 

1つ1つ、詳細を見てみましょう。

 

■ ポイント1 本人にとっての「成功」を知る

成功体験とは、やる気が高まり、自信がわく体験のことです。自分で目標を決めて達成することでやる気が高まる人もいれば、人から感謝されたと知って自信をつける人もいます。つまり、何が成功体験になるかは、人によって違うのです。

日ごろの会話の中で、新人がこれまでに嬉しかったできごとや自信がついたできごと、あるいは悔しかったできごととその理由をつかみ、仕事のアサインやフィードバックに生かすと効果的です。

いくら周囲が「できているよ」と言っても「全然だめなんです…」といって落ち込んでしまう…そのようなときは、本人が自分にOKを出す基準が高すぎる可能性があります。周囲はどのように見ているかを伝えながら、成功の基準をすり合わせていくとよいでしょう。

 

■ ポイント2 成功体験=本人の努力+成果

新人に知識やスキルの伴わないうちは、まずは周囲が成功のための足がかかりを作って前に進めてあげることが必要です。

たとえば営業担当であれば、顧客から商品の発注をもらうという重要なプロセスを経験させるために、先輩社員が顧客との関係を作って商談をほぼまとめた段階で仕事を引き継ぐようなケース。あるいは、顧客に良い企画を提案できるよう、先輩が具体的な案を出してあげるようなケースです。

しかし、これを続けていても本人の成功体験にはなりません。営業や企画の段階で、実際に努力しているのは先輩だからです。成功体験とは結果を生み出す最後の部分ではなく、自発的な努力から成果が生まれるまでの一連の過程なのです。まずは、早めに周囲のサポートのもと成功体験を積ませて、そのあと自分で考える裁量を増やしていくことが重要です。

 

■ ポイント3 本番で成功させる

自信を得るためにもっとも効果的なのは、本番での成功を経験することです。顧客に対する提案、皆が集まる場でのプレゼンテーション、研究発表の場など、それまでの努力の集大成と言える場や、失敗が許されない場です。

やれば絶対にできると分かっている範囲で成功体験を繰り返していても、本番で成功できる確証は持てません。それどころか、完璧を目指して練習を積めば積むほど、足りないところが目立ち、自分の中の基準も上がり、自分にOKを出しにくくなってしまいます。新人にある程度の力がついたら、早めに「本番」をセットし、自信のレベルを一段高めていくとよいでしょう。

ちなみに弊社では、先輩営業全員の前で、新人が営業ロープレを披露する(お客様役は営業マネージャー)「ロープレ大会」が恒例となっています。