新人・若手の定着と成長を考える人事のためのブログ

ReCoBook(レコブック)公式Blog

新人インタビュー!配属後15日たったリアルな気持ち

update:
2015 05/11
カテゴリ:
新人の特徴
新人フォロー

columun-0013

今年4月に新入社員を迎えた企業においては、既に現場配属を終えたところも多いでしょう。新入社員の受け入れを担当されていた人事の皆さんはホッと一息という状況でしょうか?

私が所属する部門にも4月の中旬に新入社員が配属されました。新入社員とは現場に新しい風を送り込む予感を感じさせ、元からいる私達を新鮮な気持ちにさせてくれるものです。

 

さて、人事の皆さんは、新入社員が入社後の一連のイベント(入社式、導入研修、辞令授与、現場配属など)を過ごす中で、どのような気持ちで過ごしているのかを考えたことはありますか?これら一つひとつのイベントに対して、いろいろな感情を持ちながら臨んでいます。背景にある気持ち・感情を覗いてみると、新人と関わるうえでのいろいろなヒントが隠れているように思います。

 

実際に、現場配属直後(たった15日!)の2人の新入社員に話を聞いてみましたので、ご紹介します。わずかな期間でこんなにもいろいろなことを感じ取るのかと、正直驚いています。

 


 

■入社式と配属発表

◇新人Aさん

・社長から配属先の辞令をもらった。一人ひとりに手渡しをしてもらったのはとても嬉しかった。

・配属に関しては、希望していた仕事ができそうな部署だったのでよかった。しかし、就職活動時には配属部署に関する情報が少なく、少し不安だった。

 

 

■集合研修

◇新人Aさん

・同期とはほぼ初めての接点となったのでどんな人達なのか知りたかった。自分以外の人は内定期間にSNSでつながっていたようで、既に関係ができてしまっていた。最初から仲間に入り込むのが難しく、どんな人たちがいるかを観察していたらあっという間に集合研修が終わってしまった。

・いろいろな部署の仕事を知れたが、自分の配属先の部署のことはあまり触れられないままだったので、どんな仕事なのか、ずっと疑問・不安が払拭されないままだった。さらに、同期のほとんどは営業部門に配属で、自分の配属先は少数だったので心細かった。

◆新人Bさん

・インターンシップ時に意気投合した同期がいたが、配属が別になったので研修も別となった。とはいえ、新しい仲間をつくるという意識はあまりなく、1人で研修を受けていた。

・集合研修は座学が多く、正直疲れた。早く現場を知りたいという気持ちがあった。

 

 

■現場配属初日

◇新人Aさん

・配属初日、フロアにいる職場メンバーの前で自己紹介を求められた。とても緊張していて、名前と「よろしくお願いします」くらいしか言えず、もどかしい気持ちだった。

・集合研修中には接点がほとんどない部署だったので、どんな人がいるのか、雰囲気はどんな感じなのかを観察していた。

・初日に上司と面談をした。「10年、20年後を見据えて仕事をしていくように」という言葉に、期待とプレッシャーを感じた。正直「遠い、難しい!」と思った。

 

 

■はじめての仕事

◇新人Aさん

・配属後2日目に、今後主業務になる企画検討会に参加した。何もわからない状態での参加だったが、自分がやりたいこととのつながりが初めて見えて、わくわくできた。こういう仕事ならやっていけそうという気持ちになれた。辞令からずっと不安な気持ちが残ったままだったが、不安がすっと取り除かれる感じだった。

・企画は成果がわかりにくい仕事なので、何をどうがんばれば評価されるんだろう?ということが疑問。

◆新人Bさん

・学生時代の専攻と関連のある仕事と聞いていたので、イメージはなんとなく持ってのぞんだ。しかし、はじめての企画検討会参加後は、疑問だらけになった。今わからないことを放置しては取り返しがつかなくなると思い、上司と話して疑問解消してもらった。

 

 

■職場について感じたこと

◇新人Aさん

・配属されて数日で、職場の雰囲気はつかめた。同じ部門でも、部署によって雰囲気が違うことがつかみとれた。

・自分が配属されたのは、久々に新人を受け入れるという部署。また、すぐ上が8歳年上の先輩という状況。大人な雰囲気の部署だと感じた。事務的なことが不慣れなので、いろいろ聞きたいが、声をかけてよいのか躊躇している。でも、今は周りが気にかけてくれるのでありがたい。自分から聞かなければと思うが、やはり遠慮してしまう。

 

 

■今後に向けて考えていること

◇新人Aさん

・とても忙しそうな部署なので、手取り足取り教えてもらえるとは思っていない。どんどん自分から動いて、早く吸収していけるようがんばりたい。

◆新人Bさん

・今は不安に思うよりは、早くいろいろなことが知りたいし、できるようになっていきたい。やる気は高い状態。

・職場の方々がどんな仕事をしているのか、どんな想いをもって仕事をやっているのかなども徐々に知っていきたい。

 


 

みなさん、どのように感じられましたか?思ったより色々考えてるな、と思われたでしょうか、それとももっとこんなことも感じてほしいのに‥と物足りなく思われたでしょうか。

私は、日々、不安・プレッシャーに思うことがありながらも、前向きにがんばっていきたいという気持ちに安心としたとともに、受け入れた職場のメンバーの一人として、早く立ち上がっていけるよう、関わっていきたいと感じました。

 

人事の皆さんにとっては、現場配属をしてしまうと、新人とは距離が置かれることになると思いますが、定期的に現場に配属になった新人の状況について是非思いを巡らせてみてください。