ReCoBook(レコブック)利用企業の声

Case.16

新人・現場上司・総務のコミュニケーションが活性化

[株式会社にんべん]

ReCoBook導入事例と新人育成の取り組みを株式会社にんべん 総務部 執行役員部長 中野様(写真右)、総務部 津田様(写真左)に伺いました。

【にんべんについて】鰹節やだしで知られ、国内はもとより海外のお客様にも「つゆの素・フレッシュパック・ソフトタイプふりかけ」などを展開する、創業300年を超える老舗企業です。従業員数205名(2016年4月現在)

【新卒採用状況】16卒で6名を採用。入社後は2ヶ月研修を行い、全員店舗での勤務経験を経て各部署へ配属となります。

新人の離職にショック・・・何とか予防したい

ReCoBook導入のきっかけを教えてください。

【中野様】これまで離職者はほとんどいなかったのですが、昨年新入社員の中から離職者が出てしまい、そのことが非常にショックでした。当社では、社員全員が新人研修に参加するなど、「全社を挙げて新人を育てよう」とする思いを持っているので、総務だけではなく社員みんなショックだったと思います。離職防止に役立つのではと考えたことが、ひとつのきっかけでした。

【津田様】離職防止に何かできることはないかと検討をする中で、新入社員教育に関わる色々なセミナーに参加しました。でも、ケアすることが大切だということは分かったものの、具体的なやり方を見つけられずにいました。そんな時にリクルートからReCoBookを紹介されました。新人の状態を「イキイキ、モヤモヤ、ギリギリ、ヘトヘト」と視覚的に見ることができるので、非常にわかりやすいなという印象でした。新人たちは、パソコンやスマホなどに触れる機会も多いと思いますし、SNSのようなReCoBookはツールとして使いやすそうだなと感じました。

「続きはReCoBookで!」新人の思いを逃さない

ReCoBookをどのように使っていますか?

【津田様】月1回<こころチェック>への回答と、週1回<情報共有>へ入力を実施しています。研修後は店舗(現場)に配属となるため、離れた場所にいても、新人の悩みや心の葛藤などをキャッチアップして、現場と一緒にフォローするためのツールとして使っています。1年間ReCoBookを続けることで、新人がPDCAを回せるようになって欲しいという思いもあります。

<こころチェック><情報共有>は具体的にどのように活用していますか?

【中野様】<こころチェック>の結果と<情報共有>に書かれている内容を照らし合わせて、現場の上司と話をしていますし、<こころチェック>の結果は頼りにしているので、結果が気になる新人には店舗に出向き声をかけるようにしています。<情報共有>は1週間の行動を思い出し、問題点や改善点など自分なりに考えた振り返りを入力してもらっています。新人が店舗に配属されるまでは、我々総務の近くにいるので様子を見ることができますが、配属後はそれほど頻繁に会えないので、<情報共有>を通して様子を知ることがきています。

【津田様】現場で直接話そうとしても、お客様がいらっしゃるので、長い時間を取るのはなかなか難しいことがあります。そんな時には、「続きはReCoBookで!」という感じで、「店舗にはまた来るけれど、詳しいことはReCoBookでお話しようね!」としています。そうすることで、新人は伝えきれなかったという思いをすることもありませんし、総務としてもきちんと新人の思いを聞くことができています。

<情報共有>で印象深いエピソードはありますか?

【津田様】最近、すごくいい流れだなと感じた事がありました。新人が<情報共有>に、「乱雑になっている倉庫の整理などに注力したいです。」と入力していました。それに対し、フォローする先輩からのコメントが、「自分も忙しい時は乱雑に置いてしまうことがあるから、気を付けていくね。これから一緒に気を付けていこう!」とか、店長(上司)も「それは、いいことなので、みんなで意識していきましょう。」とコメントしていたんです。<情報共有>は新人の振り返りでもありますが、お店全体の振り返りや、今後もっと気を付けていかなければならない所も共有することができていてすごく良いと感じました。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

ReCoBook導入前には、店舗での情報共有はノートを使っていましたが、ノートに「整理整頓しましょう!」と書いても、なかなか響きにくいと思うんですね。ReCoBookであれば、新人の気持ちやそう思った背景が見えるので、フォローする側も意識しやすいのだと思います。

 

【中野様】ReCoBookに書かれていた新人の悩みに対して、普段の様子OLYMPUS DIGITAL CAMERAから私が感じる、ありのままの思いをコメントで返したことがありました。後日、新人本人から「控室でコメントを見た時に、涙がホロリと出てきました。」と言われたことがとても印象深いです。ReCoBookでのコミュニケ―ションは、改まりすぎないのでコメントもしやすいし、気持ちが伝わりやすいなと感じています。

全社で回す、新人の成長サイクル

2015年12月からの導入で、実感している効果はありますか?

【中野様】現場の指導係から、今年の新入社員は成長が早いと聞きました。今年の6月末の段階で、去年の8月末位の状態に到達しているということでした。ReCoBookで週1回、新人自身が自分の行動を振り返り、周りは状況を把握しコメントすることで成長をサポートするという仕組みができた効果の表れではないかと思っています。それから、新人ひとりに言ったことはすぐに全員に伝わるので、自分だけでは気づかなかったことも気づくことができるという、良い共有のサイクルが回っているのもReCoBookの<情報共有>を使ったからかなと思っています。

【津田様】ReCoBook導入前と比べ、現場の上長とのコミュニケーションがとりやすくなったと感じています。やはり離れていると、新人とだけではなく現場の上司と総務のコミュニケーションも希薄になりがちです。でも、ReCoBookを通して現場と総務の双方でお互いの新人フォローの様子を見ることができるようになったので、一緒に新人の成長を支えているという一体感を感じられています。

ReCoBookを通しての新人への期待を教えてください

【中野様】仕事をする上で、壁にぶち当たっても、そこを1人で乗り越えられるようになって欲し いと思っています。そのためにまず今は、ReCoBookを通して自分の行動を振り返る習慣をつけ、自分の状態を判断できるようになって欲しいですね。その後のステップアップに必要な事は、現場の上司や先輩がReCoBookでコメントすることや、我々がフォローすることでアドバイスしていきます。ReCoBookの<情報共有>は、後から見返すことで、自分の成長を実感することもできるツールだなと感じています。
【津田様】ReCoBookを使えば、自分の成長を可視化することができます。何ができるようになったのか、普段はなかなか実感しにくいことだと思うので、これが見えるようになることは自信につながると思います。成長して自信を持つことで、今度入ってくる新入社員に先輩として、良いアドバイスができるようになりそうだなと思っています。