ReCoBook(レコブック)利用企業の声

Case.16

タイミングを逃さない、感覚に頼らないフォローを実現

[ベガファーマ株式会社]

ReCoBook導入事例と新人育成の取り組みをベガファーマ株式会社 執行役員 キャリア開発マネージャー釜木様(写真左)に伺いしました。写真右は取締役 管理部門長 吉井様。

【ベガファーマについて】「あなたの健康生活ベストアドバイザー」をコーポレートスローガンに掲げ、大阪・兵庫エリアを中心に「かかりつけ薬局」として多数店舗を展開しています。従業員数226名(2016年1月現在、パート社員も含む) 【新卒採用状況】16卒で4名を採用。入社後は1ヶ月研修を行い、各薬局に配属され薬剤師として勤務しています。

新卒社員も中途社員も思っていた以上に“不安”を抱えている

ReCoBook導入のきっかけを教えてください。

中途入社者の離職について、早めに気づくことで離職を減らすことが出来ないか考えていました。人を大切したいという思いがある中、新人へのフォローが行き届いていないのではと気がかりでいました。新卒入社者は入社後1ヵ月間の基本的な研修はするものの、その後のフォローは手探りでしたし、中途入社者のフォローは忙しい現場に任せきりとなっていました。何かできなかと考えていた時、ReCoBook(レコブック)を紹介されたことがきかっけで、2015年10月から導入しました。

ReCoBookをどのように使っていますか?

毎月1回<こころチェック>を実施しています。2015年と2016年入社の新卒入社者、2015年秋以降の中途入社者の約25名の薬剤師が対象です。コンディションを可視化することで、フォローのタイミングを逃さないための材料として使っています。

<こころチェック>を具体的にどのように活用していますか?

報告書はすべて私が見ていて、その中でコンディションが気になる方には、私又はエリアマネージャーが直接会って話を聞いたり、すぐに行けない時には電話で話を聞いて対応しています。 新卒入社者は、店舗に配属後も月1回本部で研修を行っています。研修の場では店舗で言いにくいことや聞きにくいことを吐き出して、溜め込まずにいて欲しいという思いもあったので、以前から様子を見ながら声掛けをしていました。ただ、ReCoBook導入までは、私の感覚でフォローの必要性を判断していたため、「本当にフォローが必要な新人を見落としているのではないか・・・」という不安もありました。<こころチェック>の結果があることによって、感覚だけに頼らず基準をおいてフォローすることができるようになった点は大きいですね。もう一つは、新人も「この結果だと声をかけられるだろうな」と心の準備をしているので具体的な話がしやすくなりました。

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執行役員キャリア開発マネージャー    釜木様

中途入社者は、もちろん店舗で日々のフォローを行っていますが、店舗の社員も忙しかったり毎日近くにいる分、変化に気づきにくくなりがちです。<こころチェック>は、過去の結果との比較も簡単にできるので、今月はいつもより辛そうだな等、変化が見えやすくなりました。何らか対応が必要だと思った時はエリアマネージャーからのフォローを依頼しています。現場からは元気な様子と聞いていても、<こころチェック>の結果が気になった人にはじっくり声をかけてもらうように伝え、ゆっくり話を聞いてもらうようにしています<こころチェック>の結果は、話たい事があったり、うまくいっていないことがある何らかのアラートだと思うので、このタイミングを逃さないようにしています。

実際に、タイミングを逃さずにすんだと感じたことはありますか?

冬場はインフルエンザの流行などで、薬局は忙しくなります。 新人にとっては仕事に少し慣れて自信がついてきた頃に、この初めての忙しさを目の当たりにして自信を無くしたり、ぐったりしてしまう事があるんですね。ReCoBookを見ていると、「あ、今しんどそうだな」というのが分かったので声をかけたところ、やっぱりその通りだったことがありました。 具体的に何かが出来なくて困っていたり、改善して欲しいことを抱えてるというわけではなく、初めて味わう忙しさの中で感じる漠然とした不安を誰かに相談したかったけれど、先輩も忙しそうだし誰に話たらいいのか分からずに溜め込んでいたということが分かりました。話たことですっきりして、その新人は「明日から大丈夫です!」と元気になってくれたので、タイミングとしては良かったのかなと感じています。

ReCoBookを使い気づいた「新卒社員・中途社員の想い」

みんなは私が思っていた以上に不安なことがあるんだということが分かりました。 もちろん各店舗でもフォローは行っていますが、新人にとって店舗以外のところからの声掛けや見ていてくれているという安心感が、こんなにも大切だったんだということをReCoBookを導入したことで感じています。自分の事を気にしてくれているというのが、安心感につながっているのかなと思います。 中途入社者は年齢層も幅広いので、果たしてReCoBookを全員に導入する必要があるか正直悩んだところもあります。でも、ReCoBookを導入して分かったことは、今まではどうしても「経験があるから大丈夫だろう」と思いがちでしたが、経験があるからこそ「こんなこと聞いていいのかな・・・」と相談しにくい思いがあったるんだということです。これに気づくことができたことは本当に良かったと思っています。

新卒社員・中途社員の成長を支え続けたい

会社としては約260名いるんですが、薬局は店舗ごとにひとつの組織のようなもので、1店舗10名程度の小さな会社といった雰囲気もあるんです。新卒入社者は店舗に活気を与えてくれますし、中途入社者は経験をもとに新卒入社者ではできないような患者様への接遇ができたりします。社員には色々な経験を経て、後輩の支えとなるような薬剤師に成長して欲しいと思っています。その過程で生じる不安や悩みは、<こころチェック>でタイミングを逃さず解決しながら、人事の立場から新人の成長を支えたいと思っています。新卒入社の若い人はもちろん、幅広い年齢や様々な経験のある中途入社の方がお互いの得意を活かし、活躍できるような環境作りのひとつのツールとして、ReCoBookを活用していきたいと思っています。